【木洩れ日を楽しむ】独女初心者マークのドライブ 諏訪・蓼科・白骨・八ヶ岳山麓編 3日目

今回は、八ヶ岳の山麓から甲斐の国をとおり甲府へ戻る旅路です。初3日間の初心者ドライバーの旅続編です。

<ルート>
3日目:ダイヤモンド八ヶ岳美術館ソサエティ(ホテル)9:30➡萌木の村9:50➡日野春アルプ美術館14:30➡甲府駅着17:30

<レンタカー>
トヨタレンタカー甲府駅店
車種:トヨタ ヴィッツ
クルマの写真を取り忘れました。今回はチョクノリではなく窓口利用。

ダイヤモンド八ヶ岳美術館ソサエティの朝食付きプランだったのですが、レストランからの眺望がすばらしく、南アルプスを堪能しながらの最高の朝食体験でした。コロナの影響でお弁当スタイルでしたが、いずれのおかずも丁寧に作られており満足する内容でした。
もう少しゆっくりしたかったのですが、珈琲を部屋に持参して飲み干すと出発準備しました。
時間が少しあったので、ご近所の散策をしましたが、秋の木漏れ日を受けながら気持ちの良い散歩をする事ができました。ご近所さんとすれ違うたびにご挨拶しながら森の小路を進むと迷ってしまい、当初30分かかるところを1時間ばかりかかってしまいました。

癒しの森散策の入口です。秋の太陽が神々しいです。
山ぶとうが美味しそうに濃い紫色に色づいていました。
木洩れ日で光る朝露が森を彩る。自然の中は身が清められます。

日本にいてヨーロッパを感じる萌木の村

一路萌木の村を目指します。八ヶ岳方面にハンドルを切る!初心者なので山のグネグネ道路はかなり気を付けます。センターラインを特に超えないようにかなり冷や汗かきながら登っていきました。自分の運転はなかなか客観視できないので、走行補正してくれるレンタカーはまるでインストラクターのようで頼もしいです。ようやく9時50分に到着したのですが、10時開園にしては駐車場がそこそこ埋まっていました。
ヨーロピアンテイストな建物やお店が村を構成していて、おとぎの国に来たような錯覚に陥ります!

村の入口ではハロウィーン時期だったので、いっぱい悪顔のかぼちゃがお待ちかね。
村の奥へ進むと森の中でメリーゴーランドが出没!おとぎの世界感!
Hall of Halls というオルゴール博物館

今回訪れた目的の一つは、このオルゴール博物館でした。年代ものの巨大オルゴールが所狭しと展示されており、マニアでなくとも見応え十分です。
1日に数回定期的にオルゴールコンサートも開かれていて、古き良き時代を音で楽しめます。家具にも見えますが、昔の楽器やオルゴールはインテリアや調度品としての価値がありそうです。

ダリヤがカメラ目線で微笑んでいるかのようです!

ずーっとここにいたいなあと思って青空を見上げながら、ひたすらぼーっとしていました。
美しいけど、飾らない素朴な草花達に囲まれながら癒しの贅沢空間でした。

登山好きなら立ち寄る価値あり 日野春アルプ美術館

日野春アルプ美術館は八ヶ岳から甲府に戻る途中に立ち寄るのにちょうどよい位置。山梨の観光パンフレッドで偶々気になって行ってみました。
ここがまたディープスポットで・・・。

木立の中に佇む看板がとてもいいです!

日野春アルプ美術館は、様々な技法で山や山野草を描いた絵画と、山に関する図書や雑誌を展示・所蔵している施設です。
「アルプ」は、アルプス山腹の伸びやかな牧草地を意味していますが、かつて1958年から25年間発行されていた山の文芸誌名でもあります。串田孫一氏が編集主幹を務め、様々な作家、芸術家、学者、教師、多くの岳人等が参加し、執筆者は640名余を数えました。この「アルプ」に参加していた坂本直行、畦地梅太郎、一原有徳、永野英明を始めとする画家、版画家の作品を中心に展示してあります。
一方、図書・雑誌を集めた「山の文庫」には、尾崎喜八、串田孫一を始め、深田久弥、今西錦司、辻一、手塚宗求を始めとする「アルプ」執筆者の作品を含め、山や自然に関わり深い図書、画文集、写真集が集められ、閲覧・貸出を行っています。

日野春アルプ美術館~富士の国やななしWebサイトより


まず来館してもどなたもおられず、少し薄暗い館内を「こんにちは~」っと結構大声で言ったところ、館長が階段を降りてこられました。「ここがどういう場所か知ってていらっしゃいました?」と問いかけられ、「いえ、パンフレッドを見て興味本位で参りました」と正直に言いました。最初はおっかなびっくりだったが、館長は丁寧に絵の話や登山の話、ご自身の半生等も織り交ぜながら館内を一緒に回ってご説明くださいました。私の遠縁にあたる方(箸にも棒にも掛からぬが)で佐伯富男氏(故人)がおられ、少しそれに触れると「あんた、それは立山で一番有名な登山ガイドだったよ」と言われました。後日ほとんどどういう人か知らなかった佐伯氏の本を神保町や古本屋を巡りかき集めて読みました。南極物語の原話でもある、11名の第1次南極越冬隊員の1人であった事を知りました。あとはエベレストからスキー滑走した三浦雄一郎に同行し、大キャラバン隊の指揮をしたそうで・・・。とんでもない御仁でした。遠縁とはいえ、お恥ずかしながら全く存じ上げませんでした。
すっかり長居をしてしまいました。そろそろお暇しますと申し上げると「またおいで、今度はもっと時間たっぷりとって来てね」と言われました。
今度は昔の登山雑誌をお借りしたいなあ。コロナで昨年夏は登山しなかったけど、今年は八ヶ岳是非トライしてみたいです。

甲府駅に着く頃はすっかり暗くなっていました。寄り道し過ぎたようですが、私も運転に余裕が出てきたようで、少し暗がりもビビらず運転できるようになったのでした。とはいえ、油断禁物です。
今回は初ロングドライブ一人旅でしたが、無事、完!
神様ありがとうございます!!!


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